リスボン アスレージョ

アスリージョ


ポルトガルといえば、アスレージョなる青い絵の具で描かれたタイル絵が有名。街のいたるところには、タイル張りのアスレージョ風の壁がある家や、装飾が見られます。(でもほとんど白い壁が多いのも事実ですが)。

教会にも聖者を描いたアスレージョがあって、油絵とはちょっと違った趣が感じられ、とてもいい感じです。

vengavaleもお土産に、タイルを買ってみました。(写真参照)
これは、「くちばしの家」と呼ばれるちいさな観光スポットの横にあるお店を偶然見つけて、入ったら、英語の堪能な女性店員に愛想よく話しかけられ、つい買ってしまったものです。この女性は、「全部手作りで描いてます」と説明してくれたけれど、実はこの女性が描いているものだったのです。それに、なんとCDも自作で出していて、ファドの歌手でもあるらしい。そのことは本人は言わなかったのですが、レジのところに彼女の写真入りのCDが売ってあって、なるほど、語学、絵、歌と多才な人なのだと思いました。

この絵柄は、ある種典型的なもので、バリエーションがあるものの、大体同じ図柄のを見かけました。本当は何枚もタイルと重ねて、大きな絵になるものが本物なのでしょうが、そんなものを買っても飾るところもないので、一枚絵タイルを選択。壁に飾るべきかもしれませんが、今はテーブルで調味料を置く台に使っています(笑)。

そんな観光客用に、縦横5cmくらいの小さなタイルも売っていて、お土産にはちょうどいいかもしれないなあと思いました。写真のは、縦横15cmくらいのものです。

くちばしの家を見に行って、期待はずれで終わると思ったら、思わぬ収穫でした。