2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

 ザビエルの城

展示を見ているうち、すっかりフランシスコ・ザビエルの波乱万丈な人生に、同情してしまいました。新たな地を求めて、東洋に来て、最後は中国を目の前にして病死。最後、きっとスペインに帰りたかったはずです。命を賭して日本にキリスト教を伝道し、日本の歴…

 海のザビエル

さて、ザビエルは、モテモテな学生生活から、一転神に全てを捧げる伝道者となります。城では反逆者の汚名を着せられ、四面楚歌。すっかり孤立してしまいました。さて、フランシスコは東洋を目指します。最初に行ったのが、インドやタイ。 そこで奇跡を起こし…

 ザビエルってボンボンだったんだ

15世紀、日本にキリスト教と鉄砲が伝わりました。キリスト教を伝えた人、それがフランシスコ・ザビエルですね。彼が生まれたところが、ここ、ザビエルです。実は、フランシスコって、ザビエル村の城主の息子だったというのです。大きなザビエル城が残っていま…

 12世紀のカテドラルと五稜郭

夜はハカ(Jaca)の街へやって参りました。ここはスキー客でにぎわう街です。ピレネー山脈近くでのスキー場がここの近くにあります。でも、vengavaleたちは、スキーに来たわけでもなく、ただ宿泊しただけです。気を取り直して、街に出ると、12世紀に建てられ…

 サン・ファン・デ・ラ・ペーニャ 新修道院

旧修道院を訪ねた後は、新修道院へ。こちらは、非常にモダンな作りで、一見するとどこかの大学の宿舎のようにも見えます。 中には、レストランとカフェテリアがあり、食事もできますが、学食並の食べものが、ちまたの1.5倍くらいするので、あまりおススメ…

 サン・ファン・デ・ラ・ペーニャ修道院

vengavale、今度はアラゴン州の修道院めぐりにやってまいりました。サン・ファン・デ・ラ・ペーニャ(岩の聖ホアン)という名のとおり、岩の中に修道院が建っています。そそりたつ岩が、今にも落ちてきそうです。こんなところに、どうして修道院を建てようと…

 どれだけのパエージャ作るんだって

vengavale、友人とともに、スペイン人のご家庭でランチをご馳走になりました。少し早めの1時半に到着。ホストのフェルナンドさんは、もうメインのパエージャにとりかかっていました。しかし、こんな大きなパエージャ鍋、本当に家庭で使っているんですね。今…

 あれだけ言ったのに・・・

どこの国でもそうかもしれません。お役所仕事って。アメリカでも、英国でも、クレーマーと化していたvengavaleですが、スペインでもクレーマーとなりそうです。非スペイン人で、大使館員以外は、3ヶ月以上継続して居住する場合、居住許可を取らなければいけ…

 フルーツのコンポート

vengavale、今日はスペインのデザートをご紹介。といっても、スペイン独自のデザートでもないのですが、かなり気軽に作れます。これ、クリスマスに食べるそうです。材料は 洋梨2個、りんご2個、オレンジジュース(少々)、レモン1個、オレンジ1個、干しブド…

 ロス・カルナバレス

2月2日から5日まで、ロス・カルナバレス(謝肉祭)がありました。キリスト教では、灰の水曜日(今年は2月6日)から復活祭までの40日間、荒野のキリストを敬って、断食、つまり酒や肉を口にすることを絶つ、禁欲生活が始まるのです。実際に現代で酒と肉を絶つ…

 お金持ちとゲイの街?

バルセロナから電車で40分ほど行くと、地中海が広がる海辺の街、シッチェスがあります。vengavaleは、2年前の夏、ここで泳ぎました。その時以来の訪問です。この日は小春日和で、外を歩いていて気持ちのいい日でした。vengavaleたちは、海の見える道に面した…

 モンセラット名物

『黒いマリア像』に会って、修道院を出ると、そこはロウソクのオンパレード。 さすがロウソクを灯してお祈りをしていた事情があったので、ロウソクは信仰の象徴のようです。出口まで延々とロウソクを灯す通路が続いていました。そして、外に出た頃にはすっか…

 霧のモンセラット

バルセロナ郊外、モンセラットへやってきました。到着前から、かなりの霧。まったく前が見えません。 ここは山の中に有名な修道院があり、ウィーン少年合唱団に次ぐ素敵な少年合唱団もあります。また、ナポレオン侵攻の時や、カタラン語が禁止されていた頃、…