海のザビエル

vengavale2008-02-24



さて、ザビエルは、モテモテな学生生活から、一転神に全てを捧げる伝道者となります。城では反逆者の汚名を着せられ、四面楚歌。すっかり孤立してしまいました。

さて、フランシスコは東洋を目指します。最初に行ったのが、インドやタイ。 そこで奇跡を起こしたのが、これ。十字架を海に投げ捨てた地元民。でもフランシスコが祈りを捧げると、次の日には甲羅に十字架をしょった蟹が打ち上げられます。まさに、神の業で信者を増やします。仏教徒を改宗させ、一人弟子にしてつれてきたそうです。

 そして、日本へ。一路、天子様のいる京をめざします。途中、山を越えたという場面の写真ですが、なぜか石灯篭が山にあったりして、不思議です。

結局、天子様にはあえず、山口の大名には歓迎されたそうです。そうして、だんだんとキリスト教が広まっていきます。

日本に滞在しているうち、「東洋の文化の源は中国にある」と悟ったフランシスコは、一路中国に向かおうとします。でも中国にはたやすく入れません。そのうち、病気になり、38歳で中国を夢見ながら永眠します。

教科書では「キリスト教伝来」として1,2行の人、フランシスコ・ザビエル。そんな歴史があったなんて、知りませんでした。城には他にも、掛け軸や、イエス様IN日本みたいな絵もあったり、なかなか楽しいです。

さて、フランシスコの人生をかみしめながら、残りの展示へと向かいます。