あれだけ言ったのに・・・

どこの国でもそうかもしれません。お役所仕事って。アメリカでも、英国でも、クレーマーと化していたvengavaleですが、スペインでもクレーマーとなりそうです。

非スペイン人で、大使館員以外は、3ヶ月以上継続して居住する場合、居住許可を取らなければいけません。それを取ると、居住許可証というものがもらえ、期間ごとに更新していかなければいけません。

vengavaleにも、最初の更新時期がやってまいりました。更新の際には、そういう手続きを代行してくれる会社にお願いしているのですが、これがまたスローな会社なのです。

もうすでに去年、最初の許可書の期間は切れているのに、更新依頼をしてから、書類を作るために呼び出されたのが年もおしせまった12月。でも、依頼書を出していれば、更新中ということでひとまず安心です。

その際、いろいろ新規作成時の記録と変更のあった箇所があり、今度の更新ではきっちりと間違いや変更を直すようにと、担当者に念を押しました。それでも、作った書類を見ると、変更されていないので、その場で書き直させました。

「これですべて大丈夫」
と担当者はニコニコ。
「ホントに大丈夫か〜?」
と心の中で思いつつも、「ではお願いします」と12月の会合は終了。あとはその人が警察に書類を届け、警察のハンコの入った書類を待つだけです。

「1ヶ月くらいかかる」と12月に言われてから、はや1ヶ月半。まだか〜?と思っていたら、やっと呼び出しがあり、今度は指紋を登録するために、担当者とともに居住許可を扱っている警察へ。

警察の窓口前で待つこと約15分、やっとvengavaleたちの番がまわってきました。書類を提出し、必要なIDを見せ、あとはあちらが用意した書類にサインし、指紋を登録するだけ・・・

の、はずだった。

しか〜し!あれほど、「直してね!」といい、「直したはずの」変更箇所が、
まったく直っていな〜〜〜い!!!

警察にその旨伝えてもらうと、
「そんなこと聞いていないので、また書類を提出してくれ」

なんですとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

あれほど言ったのに、まったく話しが通っていなかった、というのです。担当者は、こちらでは把握していたが、警察に言わないとダメなんだ、と自己防衛。

ダメなんだって言ったって、それがあんたたちの仕事なのでは?????

結局vengavale、あれだけ言ったはずのことを、再びクレームすることになりました。一からやり直しです。一体いつになったら、更新されるんだか。いいのか〜?もう最初の許可書の期間が切れているのだぞ〜!

「わかりました。やります。」

という言葉にだまされてはいけません。欧州では「やる」といっても、絶対にやりません。何度も何度もクレームしましょう。それがクレーマーの醍醐味というものです。

果たして、スペイン人って、そんなに頭が悪いのかな〜?言ったことを、3秒後には忘れちゃうのかな〜?

とちょいと意地悪を言いつつ、きっとまたあの担当者は警察に連絡しているはずないので、これからクレーマーします。