ソス・デル・レイ・カトリコーカトリック王の故郷

vengavale2008-03-03


SOSと書くので、救難信号か??と思いきや、街の名前なのです。レイ・カトリコとは、カトリック王のこと。つまり、フェルナンド王とイサベル女王のことだ。そのフェルナンドが生まれたところが、ここソスなのだ。(カバー写真は、Casa palacio de sada (フェルナンド王のサダの宮殿))

ピレネー山脈のふもと、山の中にあるという感じのこの村。こんな田舎から、イスラム勢力を一層して、レコンキスタをなしとげた王が生まれたとは、にわかに信じがたい感じですが、こんな田舎だからこそ、愛国的な考えが保たれたのかもしれません。

街は坂道や小道があって、ちょっとした小京都気分です。ところどころに古い建物、ユダヤ人街などもあり、歩くのには楽しいところ。途中、市役所(?)と思われる建物のはりには、木の面白い装飾が。 

街から見下ろす風景は、気持ちのいいものです。 ここにはパラドールがあるのですが、この日は工事中で入れませんでした。泊まるのには、本当に静かな田舎という感じでした。