リスボン カウントダウンto2007

レイ


そして迎えた2006年大晦日。この日はシントラ、べレンと旅し、夜8時過ぎにリスボン中心街へ戻ってきました。(シントラ、べレン編は、のちほどまとめてお伝えします)。

予想はしていましたが、大晦日のレストランはどこも大忙し。たいてい予約客でいっぱいです。それでもどこかはあるだろう、と高をくくっていたのものの、行ったのも遅かったので、結局どこにも入れず、11時過ぎにホテルに戻って、バーで軽食とお酒を頼む事にしました。

もう軽食の時間も過ぎていましたが、無理やり頼んでもらって、サンドイッチセットなどをつまみながら、そうこうするうちに、カウントダウンになりました。

ポルトガルでは、12秒のカウントダウンで、一秒毎干しぶどうを一粒食べます。スペインでは、干しぶどうでなく、白い本物のぶどうを食べるので、近くにいたスペイン人の集団は、もう口いっぱいにほうばって、うなっていました。(笑)

食べる毎に願いをかけるそうです。でも、1秒なんてすぐ。「健康、商売繁盛・・・」などと、考えているうち、12秒たってしまいました。

そして迎えた新年、2007年。すると、ウェイトレスさんが「新年の典型的なお菓子、王様のケーキです」(写真参照)といって、お客さんみんなに、ワンピースずつ配ってくれた。美味しかった。

本当はカウントダウンをしに、広場まで繰り出そうかと思っていたけど、寒かったし、よっぱらいにお酒でもかけられたらいやだったので、こうやってバーで落ち着いて新年を迎えるのも、格別でした。ゆっくりとした時間を、その場にいた人たちと共有しながら、しばし幸せな新年をかみ締めた、vengavaleでした。