2007年元旦のカスカイス

vengavale2007-02-04

さて、年も改まり2007年元旦です。
Vengavale 達はいつもと同じ様に代わらぬホテルの朝食を済ませて、いつもと同じ様な元旦の街へ繰り出しました。
今日の目的地は、リスボンから郊外電車で50分程の海岸リゾート『カスカイス(カシュカイシュと聞こえます)』。
電車は川幅を大きく広げたテージョ川に沿って西へ暫く走って行きますが、程なく大西洋の海岸沿いに移って行きます。 なんとなく江ノ電に揺られてる気分です。 距離的にも東京から行く湘南ににています。
カスカイスは行き止まりの終着駅で、11時過ぎに到着しました。 Vengavale 達は午後5時の飛行機でマドリッドへ戻らなければならないので、急いで海岸沿いの街を目指して駅を後にします。
リゾートの小ぎれいな街をゆったりと散策するゆとりもなく、目指す海鮮料理の店をあれこれ見比べ第一印象と客の入りで決定。
お目当ては、『アロッシュ・マリシュコシュ』。 海鮮お粥といったところです。 昨年のオポルトでもご紹介しましたがご記憶ありますか? それに、ムール貝のバターソース風味と生牡蠣。 勿論、ワインは『ビーニョ・ベルデ』をお願いしました。 このワインは弱発泡性の白ワインで、北部が主要な産地だそうです。 アルコール度数も低めですので、シーフード・ランチには最適です。 このお店のアロッシュ・マリシュコシュはオポルトで頂いたものより、さっぱり控えめな味加減で少し上品な風味でした。 リゾート風でしょうか。
全てがとても美味しく、大満足。 リスボンから足を伸ばした甲斐がありました。

食事を終えたらもう1時半を過ぎていました。 日差しも強くなって、暑いくらいです。 元旦というのに、Tシャツの人も見かけます。
さあ、急いで駅に戻らなければいけません。 途中海岸沿いの小路を選んで、潮の香りを胸一杯に吸い込み、幸せな気分でカスカイスを後にしました。