コミックバンド

vengavale2007-12-02


もう12月。そろそろクリスマス休暇で、みなさん里帰りする時期です。15日くらいから、もう休みを取る人もいて、そろそろ気せわしくなってきます。

vengavaleも、クリスマスパーティにひとつ出席しました。そこに余興としてきたのが、写真のスペインのコミックバンドサックス・フォン (Sax'o'Fon).

5人の男性グループで、背の低いクラリネットが、つっこみ、大男のサクソフォンが、大ボケ、ドラムがみんなから冷遇されているボケ、後の二人はまじめに演奏という感じの役柄です。

漫才と吉本新喜劇をたして、2で割ったような微妙な面白さ。でも、言葉の違う人を笑わせるのって、とても大変だと思う。それでも、実に古典的なギャグ。(例えば、みんなから仲間はずれにされて、スネてしまい、好き勝手な事をやってまたみんなから疎まれる、とか、一人で独奏して、みんながシラけるとか)。まあ、「スペインのコント55号」と噂されるようで、まさしくそんな感じでした。

ギャラは一回1時間で3000ユーロほどだそうです。でも、今回は短く小規模のクリスマスパーティだったので、安かったとか。行商も大変ですな。

そんなこんなで、朝夕はもう冬の寒さのマドリッド。一足先にクリスマスプレゼントをもらい、ほくほくと帰ったvengavaleでした。