valeレポート： スペイン１ パラドール

１．パラドール

今日から、新シリーズ。valeがお送りする、スペインレポートです。

スペインには、パラドールと呼ばれる国営のホテルがある。国営といっても、非常に素敵なホテルなのである。地域によって違うが、昔のお城だったところや修道院を改造したものなど、とてもリッチな気分が味わえるホテルなのである。３〜５つ星くらいだ。

私は、その中のひとつ、５つ星のパラドール・カンガス・デ・オニス(Parador de Cangas de Onis）に泊まった。ここは、スペインの北部アストューリアスにある、昔の修道院を改造したホテルらしい。中に、修道院跡の遺跡が残っていて、ホテルの数箇所の部屋が博物館のようになっていた。

パラドールは、長期滞在に向いている。一泊10000円以上はしてしまうので、日本の感覚でも決して安くないが、中でゆったりと過ごせるよう、あらゆるところに椅子やソファーが置いてある。なかには、プチ図書室のようなところもあり、本を持って優雅に読書で夕方を過ごすのがおすすめだ。

レストランもだいたい充実している。私はcangas de onisのパラドールレストランでは、夕食をとらなかったが、だいたいのパラドールでは、いっぱしの高級レストラン並みの味が味わえる。お値段も日本の中・高級レストラン並みである。（しかし、お食事、お酒の量を考えると日本よりリーゾナブルでお得）

パラドール会員になると、ポイントに応じて、フリー宿泊もできる。マイレージ制度みたいなものだ。私は非常にパラドールが気にいってしまったので、次の日もパラドールに泊まった。（続きは、また明日）

パラドールが気になった人は、HPへwww.parador.es

写真は、パラドールの玄関。夜はライトアップして素敵なのである。