ブリューゲルたち

フランドル地方の画家といえば、ブリューゲル。農民の祝祭や宗教や神話を題材にした絵で有名だ。人間の細かい動きが面白いので、見た人も多いはず。


ブリュッセルの美術館にも、ブリューゲルの絵がある。常時展示の絵は、だいたい5枚〜10枚。vengavaleは、さっそく入ってみた。


おなじみの絵が飾ってある。でも構図が同じでも、大きさが違ったりした絵もあって、驚いた。それに、ブリューゲルというのは、一人ではなかったのだ。


実はブリューゲルといって、だれもが知っている絵{「バベルの塔」とか「冬の狩人」とか)は、ピーター・ブリューゲル1世。その息子もピーター・ブリューゲルといって、またまた同じような絵柄を描いているので、ややこしい。弟も画家だったようなので、たくさんいるのだ。


ブリューゲルが好き!といわれたら、「ブリューゲルって、どのブリューゲル?」と聞き返してみよう。その知識に尊敬のまなざしがそそがれること、間違いなし。


しかし、通ぶってヤナやつ!と思われる可能性もあるので、ご用心を。