ユーロスター

列車で国境を越えるというのは、初めての経験だ。日本は新幹線が発達しているから、列車の旅は慣れているものの、パスポートを持って列車に乗るというのは、ドキドキわくわくする。


ロンドンとブリュッセルは、ユーロスターで約2時間半の距離だ。時差があるから、行きは3時間半後につくが、帰りは1時間半後なので、気分的に楽だ。vengavaleは、ブリュッセル発16:01発のチケットを取った。


ユーロスターには、車両の階級がある。1,2等だが、2等で十分。なにも問題なし。しかもvengavaleはいま学生という輝かしい特権がある。旅行会社の出している、学割ユーロスターで、料金が3割引。かなりお得であった。


そして、帰る日。MIDI駅からユーロスターは発着する。そのMIDI駅のユーロスターカウンターで、朝チェックインする。vengavaleは、よく知らなかったので、普通のトラベルインフォに行ってしまったが、ここはユーロスターはとりあつかっていないので、注意。


そして、チェックイン。チケットを発行してもらい、座席番号を確認。荷物は各自列車に持っていく。大きなスーツケースの人は、列車には向いていないが、簡単な荷物だけならかなり楽だ。チェックインは、出発の30分前でいいから、急いでいる人にも向いている。


ユーロスターのカウンターでチェックインを済ませると、まだ夕方まで時間があるので、ロッカーに荷物を預ける。大中小のロッカーがあり、なんと電子ロック。お金を入れると、紙のレシートが出る。これにはバーコードが書いてあり、取り出すとき、スキャンすればロックがはずれるのだ。お〜ハイテク。(しかし、故障中も多かった。やはりな)


そして、出発までアントワープへ小旅行。(「フランダースの犬」の日記を参照してください。http://d.hatena.ne.jp/vengavale/20060519


ちなみに、アントワープという地名は、「アント」と「ワープ」に分けられる。昔巨人がいて、その巨人が悪行をしていた。その巨人と戦って、手を切り落とした兵士の名と、巨人の手という意味があるらしい。広場には、その出来事をモチーフにした噴水が、市庁舎の前にたっている。ちょっとよく見るとグロいが、鳥達が水浴びしたりして、いまは憩いの場になっているのだ。


そして、ブリュッセルに戻る。いよいよユーロスターで出発だ。(つづく)