English Channel

いよいよユーロスターに乗り込む。出発40分前に駅に付き、乗客のみ通過できる改札口で友人と別れ、すぐ荷物検査(セキュリティチェックの門をくぐる)がある。ここヨーロッパは、アメリカと違って靴を脱がされることはないが、ジャケットは脱がされるので、あらかじめ脱いでおいたほうがいい。


そして進むとパスポートコントロールがある。英国へは、入国のために簡単な書類を書かなければいけない。(シュレーゲン加盟国でないため)。そして、vengavaleは特に学生なので、なぜベルギーに来たか、どこで勉強しているのか、など聞かれる。今回はやさしいお姉さんだったので、意地悪な質問はなかったが、たまに人を犯罪者のように扱って、厳しい口調で聞くヤツもいるので、覚悟を。


そして、ロビーに着く。発着プラットフォームは2つしかないので、待っている人はだいたい同じ列車に乗り込む人だから、迷うことはない。搭乗までアナウンスを待つ間、スナックを食べたりしている。免税のお土産品は、やはりチョコレートがメイン。vengavaleは、車内のおやつ用に、ベルギーワッフルを買った。


そして、いよいよ車内へ。出口にはスーツケースを入れる場所がある。ちょうど京成スカイライナーのようだ。しかし、ロックされるわけでないので、貴重品は入れないようにする。そして、荷物には必ず座席番号の札をつけておく。間違われないようにだ。


座席は真ん中を中心に向いている。vengavaleは、残念なことに、進行方向後ろ向きの座席だった。よってしまうかもしれないと心配したが、まったくそんなことなく、揺れもほとんどなかった。


そして、メインのEnglish Channel。いいえ、テレビのチャンネルではありません。英国とフランスの国境にある、あの海峡のことです。海峡のトンネルに入る前にアナウンスがあり、ちょっとワクワク。でも、とうぜんトンネルは真っ暗なので、約20分くらいの間は、何も見えません。新幹線で、関門トンネルを行くような感覚です。


そして、トンネルを抜けると、もう英国。ひたすら田園風景を行くので、次第に飽きてきますが、飛行機よりずっと楽しめます。vengavaleは行きませんでしたが、列車内には食堂もあり、かなり綺麗です。今はオフピークなので、座席はほとんど空いていて、余裕で座れたし、座席の頭の部分に、寝るためのガードがついているので、飛行機で寝るよりも快適に寝られました。


そして、目的地ウォータールー駅に戻ってきます。パスポートコントロールもなく、そのまま外へ。地下鉄も直結しているので、市内へは片道3ポンド(600円。高い!)の切符を買い、一路ヴィクトリア駅へ向かったのでした。