サクラダ・ファミリア

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vengavaleスペインに戻って参りました。そして、日記の更新が遅れたのは、ずっとバルセロナを旅していたからでありました。


実は始めてのバルセロナ。近いとついついいつでもいけると思って、伸ばし伸ばしにしておりました。しかし、vengavaleの日本の友人が、家族とご両親を引き連れてスペイン訪問するというので、ガイドを買ってでたのであります。


で、バルセロナ。なんといっても、サクラダ・ファミリアでしょう。これはアントニオ・ガウディというスペインの生んだ芸術家が、生前に設計し、死後もまだ完成していないという、あの超巨大プロジェクトの聖堂です。


正面にはキリストが最後の晩餐、ユダの裏切り、磔(はりつけ)、ペテロの嘆き、マリアたちの嘆きなどが彫刻された嘆きの門。後ろ正面には、受胎告知、キリストの誕生、東方の3博士の来訪などの誕生の門があります。これらを一つ一つ見ているだけで、もう1時間は軽くたってしまいます。


vengavaleが一番感動したのは、数独SUDOKU)(←世界各国に訳されて、大ベストセラーです)のような縦横9個の数字がならんだ、不思議な彫刻。実は、これ、どこから足しても「33」になるのです。(写真参照)。これは、キリストが33歳で殺された(復活も)したということにちなんでつくられたもの。す、すごい!!


それから、亡くなったキリストの顔をぬぐった布に写った、キリストの顔。これは、正面からみても、横から見ても見た人の方を向くという、不思議なしろもの。この2つだけをとっても、かなり手の込んだ演出がされているのがわかる。


明日は、鳥のお話をします。