ヘレスーヘレス酒とトルティージャ

オムレツ



久々に食べ物の御紹介です。


vengavaleたちは、カディスから車で30分くらい北に行った、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ(Jerez de la Frontera)に行ってみました。ここあ、シェリー酒で有名。「ヘレス!」とお願いすると、このシェリー酒が出てきます。


ボデガと呼ばれるワイナリーがあり、それが観光名所になっている。スペインでよく見かける、黒いワインにギターを持った赤い服をきたマスコットで有名なTIO PEPE(ペペおじさん)というメーカーの地元である。街中をあるくと、そこらじゅうにTIO PEPEと書いてある。


カフェテリア、バル、レストランなどいろいろあったが、ちょうどお昼時だったので、食事のできるバルのテラスにすわった。忙しそうなおじさんウェイターが注文をとりに来る。メニューがなく、口頭でその日のランチを伝えられた。それで、バカラオというお魚を使った、トルティージャのような卵料理を試しに注文。出てきたのが、これ(写真参照)


とにかく、これがすごーーーーーーーくオイシイ!それにすごーーーーく変わった盛り付け。中身はバカラオの身をすりつぶして、卵、たまねぎ、にんにくの芽を入れてトルティージャ風になっている。その上には「缶詰の桜桃」の半分、お皿の周りには、「薄切りりんご」に、「チョコレートソース」がかかっているのだ。これは、日本では考えられない盛り付けだ。


しかし、これが非常に合う!他のディシュよりも高めだったので(12ユーロくらい)、手のこんだ料理なのだろうが、それでもこれはアタリ!vengavaleの「もう一度食べたい料理リスト」に入った。


シェリー酒は、けっこうのどにかーーーっとくるので、あまりお酒が強くないvengavaleは半分も飲めなかった。しかし、お酒好きな方は、ぜひヘレスに行ってヘレスを飲んでみよう。