戦前の日本 一銭もある
昨日の「占領下の日本」につづき、今日も彼女のコレクションから一品。
「そんな金、一銭もない」
なんて、修飾される、「一銭」。vengavaleはいままで、言葉上では知っていても、実物を見たことがなかった。それが、外国で見られるなんて、思ってもみなかった。
みなさまは見たことがありますか?これ、どのくらい価値があるのかなあ。。。。おばあさんは、もう日本に帰ることができないらしく、この古銭をたくさんもっていて、売りたいらしいのだ。でも、価値がわからないから、捨てようとも考えているらしいのだ。非常にもったいないのだ。
そんな金、一銭もないと思ったら、一銭あったよ。ここに!
[今日のvengavaleのいちおし]
ノーマ・フィールド著 「祖母のくに」
日本人とアメリカ人の子として生まれた作者の、日本の祖母との思い出。いまでこそ、ハーフはちやほやされているけど、昔は本当に差別され、国のない悲しみを抱えていた人が多かった。ましてや、ノーマの場合は、両親の結婚は戦争の産物だったのだ。。。vengavaleは個人的にノーマと知り合いなので、それだけでもおすすめなのだが、彼女を知らない人も、この本は、ちょっと泣ける。。。
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