ペルー人移民たちのお祭

だし



もうずいぶん前のことになるが、10月29日のマドリッドでは、ペルー人移民たちによるパレードが行われた。


シスターたちが、ろうそくをもって先導。花を飾った山車に、磔(はりつけ)にされたキリストを描いた絵が飾られている。それを男達がひっぱって、町を練り歩く。


vengavaleは、ただ傍観していたら、だれかが風船をくれた。それでペルーの移民たちのお祭りだとわかったのだが、同じスペイン語圏出身の人たちでありながら、マドリッドのペルー人はけっして裕福ではない。だから、何かの募金を請いに来た人もいた。そのときは、家の前だったので、何も持たずに観ていたから、「何ももっていない」といったら、あっさり去ってしまった。


このごろ移民問題で、入国制限を強化しているスペイン。でも、こういう移民たちの労働が、マドリッドの建設ラッシュをささえているのは、間違いない。


【vengavale今日のいちおし】 音楽 アダルベルト・アルバレス
カシーノで踊って

アダルベルト・アルバレスという歌手の歌がスペイン語だったので、てっきりペルーかと思っていたら、キューバでした。ペルーの項なのに、関係ない人の音楽紹介ですみません。でも、いい感じの曲です。