英国 柊(ひいらぎ)の実がなるとき

柊



クリスマスケーキでよく飾りに使われる、ぎざぎざの緑の葉に、赤くて小さい丸い実。柊(ひいらぎ)です。


英国では、まさしくクリスマスの近づく冬に、この実がつきます。(写真参照)


まだ10月でも、もう冬の気配。このごろは、すっかり真冬の寒さです。街中では、すでに11月にはいるとクリスマスの飾りで埋めつくされ、クリスマスセールやクリスマスショッピングで大忙しです。


この頃になると、クリスマスグッズ(カード、ラッピングペーパー、おおきい靴下など)オンリーになるお店も現れます。こちらでは、プレゼントのラッピングは有料。人々は、モノを買って、自分でラッピングするのです。


そして、それをクリスマスの次の朝、そう、サンタさんがプレゼントを運んできてくれた次の朝、クリスマスツリーの下や靴下の中に入っているプレゼントを手に取り、豪快にビリビリ〜とラッピングを破いて開けます。


そんなクリスマスまでのカウントダウン。まだ気が早いと言われそうですが、アメリカと違って「サンクスギビング」のイベントがない英国では、もう気分はクリスマスなのです。


そして、12月にはいると、この柊に雪や霜が降りて、本当にクリスマス気分が高まってきます。


[vengavale 今日のいちおし] (映画)「素晴らしき哉、人生」(What a Wonderful Life)
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新作よりも、旧作(白黒)のこれがお気に入り。自分の人生は、つまらなかったと後悔する主人公。でも、本当にそうなの?クリスマスの定番映画のひとつです。