スペイン 憲法記念日で祝日


12月といえば、師走。何かと気ぜわしい今日この頃。スペインも例外ではありません。でも、12月のスペインはとにかく祝日が多いのです。こんなんでいいの?と思うくらい、12月に祝日が3日もあります。


その一つが今日、12月6日の憲法記念日。1978年に新憲法が制定されて、早28年。その後、1986年にEUに加盟して、20年経ちます。スペインもヨーロッパの中では、経済力も劣っていたのに、EU加盟や1999年のユーロへの通貨統合で、このごろすっかりバブリーな感じです。


特別面白いイベントがあるわけではありませんが、明後日にはまた祝日がやってきます。こちらは、「無原罪お宿りの日」つまり、聖母マリアさまがイエスを身ごもったとされる宗教的祝日です。それが今年は金曜に当たるため、普通の企業は3連休。7日に有給でも取ったら、なんと5連休になるという、絶好のバカンス週なのです。


でもでも、それが終わると、12月25日のクリスマス祝日が待っています。今年は25日が月曜なので、これまた3連休。しかし、こんな忙しい月に、そんなに休んでいいのか?


と思っていたら、年度末決算などは、この国では関係なかったですね。せいぜいクリスマス休暇で、人がいなくなるくらいのもの。普通の人は12月29日まで出勤し、1月2日からまた仕事始めです。すると、1月6日にまた祝日がやってきます。


それでも、休みは優先。仕事は二の次。日本の勤勉なサラリーマンも、少しは見習って休みをたくさん取りましょう。


[vengavale 今日のいちおし] (ゲーム)「数独
ニコリの数独
いまや世界中で遊ばれている、数独。スペインでもSUDOKUとして、愛されています。休みを取って、疲れた脳を活性化させましょう。