スペイン El Camino de los Ingreses


アントニオ・バンデラスがプロデュース、監督した映画だというので、観に行ってみた。タイトルの意味は、「英国人の道」という意味だが、これは主人公達のなじみの店のある通りの名前。


主人公はミゲリートという青年。その友達男性3人と、女性2人がからみあって、いわゆる青春グラフィティ的な映画。でも、みなそれぞれ、親とそりがあわなかったり、夢を持てなかったり、恋愛がうまくいかなかったりと、何かの悩みを抱えている。


最も深刻なのは、ミゲリート。どうやら腎臓が悪いらしい。手術を受けたが、もう身体はぼろぼろ。そのために、ガールフレンドのルリとも、うまくいかなくなっていく。。。。


アントニオ・バンデラスの趣味なのか、幻想的な絵の演出方法が多かった。例えば、手術の時に出た血の色と、バレリーナの衣装の白に赤を重ねてみたり、手術の表記の紙が並んでいるのをフェードアウトして、同じ角度で看板を写したりとか。


ちょっと暗いのだが、ミゲリートの笑顔が嫌に長回しで出てくるので、さわやかなんだか、グロテスクなんだか、よくわからない映画だった。


[vengavale 今日のいちおし](映画)「エビータ」
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やっぱり、「エビータ」のバンデラスが好きかな。「エビータ」自体も、ミュージカルと映画で観て、とても好きなストーリーと曲です。映画はマドンナがエビータ役をやっていて、かなり歌はばっちりです。