ブダペスト３−国会議事堂２

さてさて、国会議事堂の会議場の中に入りました。今でも議事が行われているこの会場、ちょっとどきどきします。

中央の議長席を囲んで、右、左に扇形に席が並んでいるところは、日本と同じ。ただ、左右の壁には、電光掲示板が設置され、ここで、「賛成」「反対」「黙秘」の数が表示されます。

面白いのは、席のところには、穴があいているそう。何のためかというと、氷を入れておく穴だそうです。

実は冷房設備が、ついこの間まで（といっても、8年前くらい）なかったそうで、夏、暑くなると、氷を入れて議員達が暑さをしのいでいたそう。昔は、もっと大きい氷を入れて、冷気を流していたそうで、氷の需要が非常に大きかったそうです。なんて、エコな議事場でしょう。

そのほかにも、窓のステンドグラスも素敵だし、ソファーにも装飾が施されて、ちょっとしたお城という感じです。

こんな環境では、争いも緩和されるだろうと思いきや、やはり元共産主義国、左派の力はまだ強いとか。あまり政治に興味ないvengavaleですが、いろいろ勉強しようかと思いました。