サンティアゴ・デ・コンポステーラーー魔女の国
vengavale、ついにサンティアゴ・デ・コンポステーラへ行って参りました。
以前、巡礼者の道として、このブログでも紹介しましたが、最終目的地である、サンティアゴ・デ・コンポステーラには、まだ行ったことがなく、いつか訪れてみたいと思っていた思いが、かないました。
クリスチャンの巡礼者は、3つの目的地があるそうです。一つは、ローマにあるサン・ピエトロ大聖堂。そう、聖ペテロのお墓があるところです。ここを目指す人を、ワンダラーと呼び、その印は十字架だそうです。もう一つは、イスラエルにある、イエス・キリストのお墓。ココを目指す人は、パルミストと呼ばれて、やしの枝がその印となるそうです。(キリストのエルサレム入城の時に用いられた枝)。そして、最後は、ここ、サンティアゴ・デ・コンポステーラ。聖ヤコブのお墓です。ココを目指すひとは、ピルグリムと呼ばれて、印は、もちろん、ほたて貝です。
そんな聖なる地ですが、現地に行ってみると、まわりのお店には、いたるところに、魔女がいます。
魔女の置きもの、魔女のTシャツ、魔女の人形。。。。
どうしてなのか、お店の人に聞いてみると、「ガリシアには魔女が住んでいると信じられているからよ」と教えてくれました。
vengavaleは、実は魔女や魔法に興味がある。これは、vengavale、導かれたに違いない!!
さっそく、そのことが知りたくて、ちょうどやっていた本のマーケットに行ってみました。スペイン語がうまくないので、すぐに魔女の本を探すことができません。でも、親切なおばさんがいろいろ教えてくれて、「魔女の歴史についての本、ありますか?」と言ったら、「ここにはないけど、あるところに案内してあげる」、とお店をほったらかして、別のお店に案内してくれました。
そこで、ガリシア地方の神話をゲット。スペイン語なので、読むのに時間がかかるが、イラストがたくさんあって、みているだけで楽しいです。
聖なる地で、魔女に出会う。これは、偶然ではない。と思わせる、サンティアゴ・デ・コンポステーラでした・・・
(つづく)