ダブリン5−ブル・ナ・ボーニャ遺跡

vengavale2007-06-02


ダブリン市内から車で1時間程度行ったところに、ブル・ナ・ボーニャという古代遺跡があります。ここは、日本で言えば、古墳地帯です。

vengavaleは知らなかったのですが、とても有名らしく、ツアーで来る人が多いそうです。夏などは予約をしないと、満員の場合もあるようです。

人数制限つきのツアーが、2つあり、チケットを買うとき、ナウスか、ニューグレンジか、両方かを聞かれます。両方行くと、4時間くらいはかかりますので、余裕のない人は、ニューグレンジをお奨めします。

言われた時間に集合し、バスに乗っていきます。ナウスの古墳は、大きな岩に囲まれた、なんともUFOのようなお墓です。(写真参照)

キリスト教が入る前の、石器時代新石器時代に作られていたお墓と住居。地下道や水路もあったそうです。

特徴的なのは、岩に螺旋模様などが描かれていること。 ケルト民族の模様の原点がここにあります。

そして、ニューグレンジ。ここは大きな古墳が一つあるのですが、これがまた面白いのです。中に入ると、ガイドの人が電気を消します。そして、次第に差し込む光のデモがあるのです。

これは、紀元前に夏至の日に太陽が内部に差し込むように設計された天窓だそうです。ここに死者を置き、輪廻転生を願ったようです。

ツアーはだいたい40人、ガイドがつきます(英語)ので、市内見物に飽きた人にはお奨めです。

vengavaleは、「なんかUFOが降りてきそうな場所だな」と思いました。