ベルリン8−小道の小ネタ

vengavale2007-07-11


ドイツ在住の友人の案内で、観光ガイドにはあまり載っていないようなトリビアスポットを紹介してもらいました。

まず、これ。 戦時中の防空壕だそうです。一見、ホテルにも、ミュージアムにも見えます。防空壕というと、日本なら地下に作りそうですが、こちらは地上に頑丈に作り、政府の要人たちなどをかくまったそうです。防音が優れているので、現在はディスコとして使われているそうです。

そして、ドイツで最も古い道という、これ。 他の新しい道と比べて、建物の高さが低いそうです。そういえば、圧迫感が少ないような。。。

そして、映画の舞台にもよく使われるという、最も古い映画館。 風情があります。

 トルコ人たちが、なぜかパレードしていました。移民の多くがトルコ人なので、トルコ人をどう扱うかは、市長選挙にも影響するそうです。

でも、やはり、隔離したトルコ人の町というのもできあがって、なかなか大変なようです。

写真はありませんが、このところ、社交ダンスがブームだそう。戦前に流行っていたダンスホールを新たに再開発して、昔楽しんでいた老人たちがやってくるのだそう。若者もけっこう来るらしい。ちょっとしたレトロブームなのかも。

そんなこんな、案内してもらっていたら、いきなり若いドイツ人の数人に声をかけられました。ドイツ語なので何を言っているかわかりませんが、一人は女装していて、ひどく酔っ払っているよう。友人は何か話して、しつこい相手をかわしてその場を通り過ぎました。実はバチェラーパーティ(結婚する前の男性だけで楽しむパーティ)で、女装していた人が結婚する本人だが、お金がないので、お酒を一ビン買ってくれと頼んでいたそう。友人は、

「お嫁さんに負担をかけないように、がんばりなさい」

とあしらったそう。ドイツの男よ、しっかりしろ!