ポツダムーポツダム宣言の街
「ポツダム宣言を受諾し、日本は降伏した」
と歴史の教科書によく書いてある、ポツダム。ベルリンから電車で30分くらいのところにあります。
駅からはトラムかバスで15分ほど。バスは平日は何本かありますが、トラムで途中まで行って、公園の中を歩くのもいいでしょう。vengavaleたちはバスの時間が合わなかったので、トラムに乗りました。
そして、公園の中を歩いていくと、ポツダム宣言が起草されたお屋敷へと導かれます。【写真参照】
ここは王家のお屋敷だったところで、夏の避暑地として使われていたそうです。そういえば、まわりには大きな家がたくさんあり、お金持ちの住宅街といった感じもします。
中は写真禁止なので、写真はありませんが、ポツダム宣言の時にいた主要3メンバー、アメリカのトルーマン、イギリスのチャーチル、ロシアのスターリンが使ったそれぞれの部屋や、ポツダム宣言がなされた円卓と椅子がそのまま残っています。チャーチルは途中選挙のため、英国に戻ったのですが、結局選挙で負けたので、二度とここには戻れなかったということです。
日本人にとってはあまり心地よいところではありませんが、まあ、歴史の1ページとしてみておくべき場所かもしれません。此処以外にも、庭園やお屋敷など、全部を見るコースもあり、いろいろ選べます。団体客もたくさんいましたが、ご老人が多かったです。 ←ここはエントランス
ポツダムにはそのほかあまり見るところはありませんが、ベルリンよりも人が少ないので、落ち着いた時間が過ごせるかもしれません。
<おススメ本>
「親米と反米」吉見俊哉著