ファウニアーマドリッドの東武どうぶつ公園

vengavale2007-08-06


マドリッドにある動物公園、ファウニア(FAUNIA)に行ってきました。場所は地下鉄ゾーンA内にある、9号線のバルデベルナルド(Valdebernardo)駅から徒歩10分くらい。まだ開発されていないらしく、公団のようなアパート群が途切れたあとは、シネコンや政府機関のたてもの以外には、ひろい平原が続いています。

しかし、非常に素朴なところに、動物公園(動物園でないところが、ミソ)があるのね〜と思いつつ、入場。大人22ユーロ、子供16ユーロとちょっとお高めですが、一緒に行ったスペイン人の友人が割引券を持っていたので、18ユーロで入場。ラッキー!

入り口を入ると、ペンギンと氷をバックにした写真撮影があります。これは帰りに自分で買える(一枚6ユーロ)ものなのですが、さすが商業っ気たっぷり。まあ、家族連れが多いので、いいサービスなのでしょうね。(結局vengavaleたちも買いましたが)

で、中に入ると、いきなりプレーリードッグの砂場が!!(写真参照) 柵がないので、えさ(50セント)を買って、手でえさをあげられます。ふれあい動物公園といった感じです。このプレーリードッグは、暑さのため(この日は朝は雨、途中曇りとなるが、日が差すと40度近くまで上がった)か、かなり穴を掘っている子が多かったです。 vengavaleの日本で飼っていた犬も、穴を掘るのが大好きだったので、しばしノスタルジーにかられ、ほのぼのとした気分になりました。

そして、お池には、おサルさん。さすがに池があるので、歩道にはでてきませんが、かなりのんびりしたサルたちです。

その横には、ペリカン群、そして反対側にはフラミンゴたち。 ちなみにスペイン語では、フラミンゴはフラメンコといいます。そう、あのフラメンコと同じ。踊りがフラメンコと似ているからか、フラミンゴの様子から、踊りがフラメンコと名づけられたのか、どっちが先なのかは、わかりません。

ちょっと寂れた感じですが、それぞれ共存している、いい場所です。

そして、レイク・シアター。ここでは、イルカならぬ、アシカショーが行われました。 子供たちは大興奮。途中、水槽のそばまで出てきてフリスビー遊びをする企画があるのですが、その後、お決まりの水をひっかける仕組まれたハプニングで、これまた子供たちは大興奮。暑くてよかったねえ。。。

アシカが休憩しているときは、なぜかMCが観客にウェーブをさせている。なんだかアメリカの野球場のノリだなあ。。。やってしまったけど。

アシカは、海の狼という意味の、lobo marinoといいます。英語では海のライオンsea lionというので、やっぱり同じ感じですかね。そんなに怖くも強くもなさそうだけど。

そんなこんなで、FAUNIA訪問が始まりました。象やキリンといった大きな動物はいませんし、非常に教育学的な展示や説明があるので、ちょっとニュアンスは違いますが、ここは東武どうぶつ公園(埼玉県)のような感じです。

つづく