ロマンティック街道の旅12−ルードヴィッヒの城
さて、とうとうやってきました。vengavaleのメインイベントは実は、ここだったのです。ロマンティック街道の一番の観光地である、シュヴァンガウ。ルードヴィッヒ2世の美しい城、ノイシュバンシュタイン城のある町です。
vengavaleは子供の頃、このお城の写ったカレンダーを見て、「行ってみたいなあ」と思い描いていたのです。それがとうとう叶う日がやってきました。
ノイシュバンシュタイン城観光は、個人の場合、インターネットで予約することができます。そして、観光は時間が決められていて、グループ見学になり、希望する言語のオーディオガイド代も含まれています。グループには案内役が付きますが、その人が部屋に入るたびスイッチをおし、オーディオガイドのプログラムが一つ一つ始まるわけです。いろいろな言語でいっせいに始まるガイドは、ちょっとおかしい光景です。
さて、ツアーには、ルードヴィヒ2世の父親マクシミリアン2世が建てたホーエンシュヴァンガウ城から始まります。
このお城は、なんだかディズニーランドのお城みたいですが、こじんまりしていて、お庭がきれいで結構落ち着きます。
ここの目玉は、ワーグナーが演奏した実際のピアノが置いてある音楽室。vengavaleが今までの日記でさかんにワーグナーのCDをおススメしていたわけが、おわかりいただけましたか?このお城とノイシュヴァンシュタイン城には、ワーグナーのオペラに代表されるドイツの英雄物語がモチーフになっているのです。ワーグナーは、ルードヴィッヒ2世のお友達だったので、非常に深い関係なわけです。
さて、ホーエン。ここのお城は こういった白鳥の置物や彫刻がいっぱいあります。これは、ワーグナーの歌劇「ローエングリン」の英雄が白鳥の騎士として登場したことから、白鳥は英雄の象徴としてここでは使われているのです。
さて、このお城のツアーが終わると、お庭を見学して、次のノイシュバンシュタイン城へ向かうのですが、お土産屋さんをのぞくと面白いです。何が面白いかというと、そこには台所があるのです。 というより、もど台所の場所をお土産屋さんにしているのでしょう。マネキンが現代風で、ちょっと面白かったです。
<おススメCD> 「ローエングリン」結婚式の曲が有名です。
- アーティスト: ベルリン・シュターツカペレバレンボイム(ダニエル),パーペ(ルネ),ザイフェルト(ペーター),マギー(エミリー),シュトルックマン(ファルク),ポラスキ(デボラ),トレケル(ローマン),ベルリン国立歌劇場合唱団,ワーグナー,バレンボイム(ダニエル),ベルリン・シュターツカペレ
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2007/06/27
- メディア: CD
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