ロマンティック街道の旅16−ヴィース教会とフュッセン

vengavale2007-10-12


ノイシュバンシュタイン城からほど近い、ヴィースという田舎に、世界遺産の教会があります。ヴィース教会といいます。

外観は普通の教会ですが(表紙写真参照)、中は豪華絢爛! ロココ調の装飾に美しい壁の絵。天井にも大きな天国の扉が描かれていて、おもわず昇天してしまいそうです。

ちょうどvengavaleが中に入ったとき、コーラスの練習をしていました。「アベ・マリア」を歌った女性、3つの弦楽器での演奏が続き、しばし聞きほれました。日曜日にはミサがあり、それには入れないようですので、注意して下さい。

ここは、このロココ調が有名ですが、もともと、神の奇跡が起きた場所。18世紀にある農夫が持っていたキリスト像が涙を流したのだとか。その像に祈ると、病気が治るといううわさがたって、田舎の場所が突然有名になってしまったのだそうです。その後、立派な教会(現在に至る)が建てられたというのですから、何が幸いするのかわかりませんね。

ちなみに、ここはロマンティック街道の途中にあります。道路の表示には日本語の文字が!  いかに日本人観光客が多いかがわかります。

そして、これまたノイシュバンシュタイン城から近い、フュッセン。ここは、足が3つあるマークで有名です。 市の紋章だそうです。そして、ここはロマンティック街道の終点の町でもあります。メインストリートのライヒェン通りにはたくさんのお店があります。ちょっとした観光もできるので、時間があったらお茶するのもいいでしょう。

ここの観光スポットといえば、教会とお城でしょうか。広い公園もあるので、散歩するのもいいかもしれません。

ロマンティック街道の終点でディナーをして、vengavaleのロマンティック街道の旅も終わりを告げます。明日はミュンヘン空港に向かいます。