サマータイムも終わって

欧米では、ほとんどサマータイムを採用しています。英語ではDST(Daylight Saving Time)と呼ばれていて、あまり夏のイメージはありません。

今年は10月28日でした。サマータイムが始まるときは、1時間損した気分になるのですが、終わるときは当然、1時間多く寝られるので、もうけた気分になります。

それでも、サマータイムが終わると言うことは、冬になるということ。英国はすっかり冬で、厚手のジャンパーとマフラーはかかせません。それでも、まだ半そでTシャツで歩いている人もいるので、慣れてしまえば、寒くないんでしょうね。

さて、サマータイムが終わると、ハロウィーンが来ます。これが終わると、もう11月。季節はいっきにクリスマス、年の瀬を向かえるわけです。今年のハロウィンは、平日(水曜日)なので、土日は、仮装した子供たちが、行進やパーティをやっていました。怖いメーキャップをした子供が、パーティの帰りなのか、そのままの格好で親たちとスーパーで買い物しているのを見たときは、デパートの屋上で活躍していたウルトラマンたちが、スーツを半分脱いで休憩しているのを見てしまったときの、一種のむなしさを感じてしまいました。

英国は10月は、郵便局のストで、郵便が止まってしまうという事態に陥りましたが、それも徐々に回復しつつあるようです。郵政民営化が日本でもなされましたが、きっとそのうち、郵便局のストなんて、あるんでしょうね。

そんな英国は、今年もみなさん、ポピーの花の飾りを胸につけています。戦没者慰霊祭が、今年もやってきます。