サロン・デル・マンガ5−コスプレ優勝者、フィギュア、漫画教室

vengavale2007-11-13


さて、表紙の写真は、コスプレコンテストの優勝者。「ツバサ・クロニクル」の主人公、さくら姫と小狼(シャオロン)に扮した二人です。他にも「ツバサ・クロニクル」は人気で、それに扮したコスプレイヤーもいましたが、彼女達は演出の勝利ですね。みごとにパフォーマンスとして、二人の踊りや表現が、他をぬきんでていました。

さて、会場では、漫画やアニメ、マーチャンダイズの販売のほか、様々なワークショップも開かれていました。まず、スペインのフィギュア師さんによる、フィギュア作り講座。 海洋堂もびっくりの精密さです。でも、やはり少女の半裸のフィギュアが多いのは、日本のフィギュアの影響でしょうね。

それから、漫画の描き方講座。これは、今漫画製作用ソフトというものもあり、誰でも簡単にコンピュータで絵が描けるようになっていますので、その使い方や人物の作り方が主なテーマだったようです。 教えていたのは、漫画専門学校の先生。壁に書かれたものをよく見ると、悪キャラや男性、女性のキャラの典型が描かれていて、ちょっと複雑な気分になります。こういうのをお手本にするということは、典型的な人物造形が、受け継がれていってしまうということですから。もっと、自由に奇抜に、っていうのはできないものですかね。まあ、初心者がいきなり描けというのは無理でしょうから、仕方ないのですが。悪キャラの目とか、ヒロインの目とか、いろいろ型があるのですが、なんだか笑ってしまいます。

そんなこんな、サロン・デル・マンガは盛況で終わりました。最後におもしろコスプレなどをご紹介して、バルセロナを去りたいと思います。

 なぜか会場で、スペインの女性達にたくさん写真を撮られていた、ちょっと東洋系が入った店員さんの男性。写真を撮っている女性達を、さらにスペインのテレビ局が取材しており、カメラカメラの応酬でした。日本でモテないなあ、と思っている男性読者のみなさま。スペインに行かれてはどうですか?きっと、モテモテですよ。

 完全勘違いのレーザーラモンHGの人。

 会場で「ラーメン」と称して売られていたカップラーメン。4ユーロ(約600円)。高っ!