パリ2−ニケとミロ
さっそくルーブル美術館巡りです。一日では到底見終わることができないのは、スペインのプラド美術館と一緒です。
でも、ルーブルには、教科書に載っている有名な彫刻、絵画、資料がたくさんあり、本物を見てみるワクワク感があります。
まず、驚いたのはサモトラケのニケ。あのスポーツメーカー「ナイキ」のデザインの元になったものです。【表紙写真】 首がない、羽を広げた女神とは知っていましたが、実は彼女、船に乗っていることが、此処に来て初めてわかりました。
彼女は豊穣の神であり、船に乗った女神は、船出する兵士を鼓舞し、戦争における勝利のシンボルでもあったらしいのです。非常に大きく、これを見た人々が、彼女を見て元気になるという思いがわかるような気がしました。
それから、これもまた有名なミロのヴィーナス。 彼女もまた存在感のある手のない彫刻です。腹筋の割れたお腹が、勇ましい女性の強さを象徴しています。そのミロの後姿がこれ。 これはあまり見られない光景。後姿も勇ましいです。
それから、有名なモナリザ。 これはガラスケースに入っていて、ロープが張られていて、近くには寄れないし、クリアに見せません。こればっかりは、写真集を買ったほうがいいです。意外と小さいのでガックリします。
美術館の中には、模写する人がたくさん。 スケッチやノートも歓迎らしく、そこここに座るところがあるので、一日中いても飽きないでしょう。
そのほかにも、教科書で見た絵画がたくさん。ナポレオンの妻の戴冠式は、非常に大きかったりして、驚き。そのほかにも、日本でよく見る、この人。 パン屋さんのあの人です。ルーブルにありました。
<おススメ本> ルーブル美術館のお勉強。
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