マヨルカ島3−マヨルカ式お茶

vengavale2007-12-20


お茶といっても、ティーのことでなく、飲み物。つまりお茶するときの定番についてお話しましょう。

スペイン本土(といっても、マドリッドを中心とするカステジャーノ地方)では、朝食にココア(チョコレートを溶かした濃厚なもの)に、チュロスと呼ばれる揚げドーナツ(長細い)をつけて食べるのが定番です。寒い冬には、お茶するときにも、ココア(=ショコラテ)とチュロスを食べます。

マヨルカでは、チョコラテに、これ。(写真参照)。コカ・デ・パタタといい、どうもジャガイモが練りこんであるようです。一見すると、大きなパンなのですが、甘くなく、少しもっちりした食感。甘すぎるショコラテには、けっこう合います。

そのほかにも、ショコラテに、エンサイマーダと呼ばれる、渦巻きを巻いたパンのようなお菓子を食べることもあるそうです。ここマヨルカでは、この渦巻き型ケーキが有名。 

これは、六角形の箱に入って売られています。 

冬のマヨルカ島は思った以上に寒いです。チョコラテとお菓子で、ぜひ温まって下さい。

<おススメCD> ショパンの「雨だれ」を聞こう!

ピアノ・パッション

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