マヨルカ島ー青空市

vengavale2007-12-26


カテドラルの前では、マヨルカ物産展をやっていました。

ここの名物は、アンズ。アンズを使ったパン風のケーキもお土産に最適です。でも、面白かったのは、揚げドーナツのようなこのお菓子。 こうしてこねて、油で揚げます。 

さぞかし甘いドーナッツを想像していたら、アラ不思議。ぜんぜん甘くありません。原材料を聞くと、小麦粉、卵、そしてポテトだそうです。そとから砂糖をまぶして少し甘くしますが、軽いお昼にもなってしまいます。

そのほかにオリーブや天然塩、焼き物など、マヨルカの特産品目白押しでした。 

そんなこんな、vengavaleがうろうろ歩き回っていると、かなりの人ごみが。何かと思って覗いてみると、大きなお皿に6種類くらいの酢漬けの魚を入れて、それをお皿に盛り付けています。どうやら漁業組合のブースのようです。あんなに大きなお魚の盛り合わせだし、一皿高いのだろうなあと思いつつも、値段が表示されていません。

すると一人のおじさんがやってきて、vengavaleにスペイン語で「魚はたべられる?」と聞いてきました。「はい」と答えると、おじさん、なにやらブースのそばに手招き。「これ、美味しいんだよ」とわざわざ美味しいおススメのお皿を指して、サーブしているおばさんに「この子に一つ!」と言ってくれているようです。

そう、これ、無料で振舞っていたのでした。お皿に6種類の南蛮漬けのお魚と酢漬けのお魚をたくさん盛り付けてくれて、「これが美味しいんだ」とおじさんが酢漬けのイワシを指してくれます。

一口食べて、「うん、美味しい!」というと、「ね!」とおじさんも満足げ。このおじさん、どうやらそのブースの関係者で、色々な人におススメしていました。

こんなごちそうを無料でいただき、vengavaleすっかりご機嫌。いっぱしのランチになってしまいました。

お魚大好きvengavale、偶然の物産展を見ることが出来、優しいおじさんにも出会えて、よい一日を過ごすことができました。