マヨルカ島5−修道院・美術館・洞窟
カルトゥシャ修道院というのを訪ねに、バイデモッサに行きました。ここは、ショパンがジョルジュ・サンドとともに一冬過ごしたところだそうです。少し高台にあり、あたりは完全に観光地化しています。
この日は急に雨が降り出し、ミゾレ交じりになったと思うと晴れたり、ヘンな天気。近所で青空市もやっていましたが、そうそうに店じまいしていました。ここはやはり夏に訪れるべきかもしれません。
その後、ジョアン・ミロの美術館へ。マヨルカ島は、母親の出身地だということで、ミロの工房もそのまま残されています。 工房は写真禁止なので、写せませんでしたが、日本のものが好きだったらしく、クレヨンや筆に混じって、日本画で使われる顔料が置いてありました。
そして、島の東のポルト・クリスト近くにある、ドラッグの洞窟。これは鍾乳洞の洞窟で、中でコンサートがあるのが特徴です。
入場は一日4〜5回で、団体30人くらいで動きます。ガイドは英語、ドイツ語、スペイン語を話す人が、要所要所でとまって説明してくれます。でも、英語がアクセントが強くてあまり聞き取れませんでした。逆にスペイン語のほうがわかったくらいです。
不思議な青色の谷まであり、幻想的な空間が地下に広がっています。海水が来ているので水はしょっぱいです。そして、湿度が高いので、この日は外は寒かったのですが、中は暖かかったです。コンサートは4人が船に乗りながら演奏してくれます。湿気と音楽で心地よい気分になれます。お昼寝にはもってこいです。ただし最終回は、このコンサートはないので、聞きたい人は最低3時には着いていましょう。
そんなこんなで、初の鍾乳洞体験でしたが、まずまずでした。中は写真禁止。出口の売店でビデオやDVDが売っています。
<おススメ本>
- 作者: ジュアン・ペルーチョ,滝口修造,飯島耕一
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 1970
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