小さなロマネスク

vengavale2008-01-15


レオンから南に下ったところに、サモラ(ZAMORA)という街があります。今日はここのお話。

サモラには、実に多くのロマネスク教会が点在しています。カバー写真は、サンティアゴ・デル・ブルゴ教会(ブルゴのサンティアゴの教会)。ロマネスクの教会は、ファサードの装飾、丸いアーチ型のファサードなどが特徴。

そして、マジョール広場(大広場)にやってくると、KKKのような彫刻が! 実は、これが「セマナ・サンタ(聖週間)」の装束なのです。ここは、セマナ・サンタの祭りが有名で、セマナ・サンタ博物館なるものもあるのです。vengavaleはちょっと興味あったのですが、お昼休み(2時から4時)だったので、結局見ないで帰りました。その分、ロマネスク教会の写真をびしばし撮りました。

これは12世紀に建てられたサンタ・マリア・ヌエヴァ(新聖マリア)教会。  まるいソフトな形状がいいですね。

ファサードが素敵な、サンタ・マリア・マグダレーナ(聖マグダラのマリア)教会。 

 こんな彫刻もひとつひとつ楽しめるのも、ロマネスク教会ならでは。まさに、アートです。

ロマネスク教会三昧をしていると、街の名所をぐるっと回る結果となります。街の様子を見ながら、ロマネスク教会を楽しんだら、いよいよカテドラルをめざします。