小さなロマネスク
レオンから南に下ったところに、サモラ(ZAMORA)という街があります。今日はここのお話。
サモラには、実に多くのロマネスク教会が点在しています。カバー写真は、サンティアゴ・デル・ブルゴ教会(ブルゴのサンティアゴの教会)。ロマネスクの教会は、ファサードの装飾、丸いアーチ型のファサードなどが特徴。
そして、マジョール広場(大広場)にやってくると、KKKのような彫刻が! 実は、これが「セマナ・サンタ(聖週間)」の装束なのです。ここは、セマナ・サンタの祭りが有名で、セマナ・サンタ博物館なるものもあるのです。vengavaleはちょっと興味あったのですが、お昼休み(2時から4時)だったので、結局見ないで帰りました。その分、ロマネスク教会の写真をびしばし撮りました。
これは12世紀に建てられたサンタ・マリア・ヌエヴァ(新聖マリア)教会。 まるいソフトな形状がいいですね。
ファサードが素敵な、サンタ・マリア・マグダレーナ(聖マグダラのマリア)教会。
こんな彫刻もひとつひとつ楽しめるのも、ロマネスク教会ならでは。まさに、アートです。
ロマネスク教会三昧をしていると、街の名所をぐるっと回る結果となります。街の様子を見ながら、ロマネスク教会を楽しんだら、いよいよカテドラルをめざします。