穴場

vengavale2008-01-23


vengavale、マドリッドの近郊のトレドへ行ってみました。実はもう5回ほどトレドには行っています。今回は友人が来たため、再びトレドへを訪れたのでした。

しかし、実はいつも車で行っていたため、人任せだったのです。今回は初めてバスで行ってみました。電車でもいけますが、到着した時、トレド市内に近いのはバスの駅のほうなので、バスにしました。

観光客の人にとっては、普通でしょうが、住んでいるとそれさえも逆に知らなかったりします。トレドに行ったことのない人、今回はvengavale、手取り足取りお教えしましょう。

まず、トレド行きのバスは、地下鉄のメンデス・アルバロ(Mendez Alvaro)駅から出ます。地下鉄を降りるとバスターミナルへの道がわかりやすく書いてあります。

バスターミナルのチケット売り場に行くと、ちょうどインフォメーションのすぐ後ろに、トレド行きのバス会社コンチネンタル社の窓口があります。往復で買うと安いです。バスは30分毎に出るので、乗りたい時間の15分くらい前に行くといいでしょう。帰りは、トレドのバスターミナルで、乗りたい時間の前に行って帰りのチケットと代えてもらいます。

チケット売り場の直ぐ前が、トレド行きのバスが出るプラットフォームです。大きくTOLEDOと書いてあるので、見逃すことはないでしょう。多くの人がそこへ行きますから、安心です。バスは直行なら1時間、途中若干停まるバスなら1時間半くらいです。

そして、トレドのバスターミナルについたら、早速市内をめざしましょう。地元のバスでも行けますが、初めてではわかりにくいので、雨などが降っていない限り、歩くのがベストでしょう。それほど時間はかかりません。面倒なら、タクシーでいきなりカテドラルまで乗せて行って貰うのが、楽ですけどね。

歩いていくと、いきなり城壁が見えます。町全体が世界遺産のトレド、実は要塞化しているのです。城壁沿いに歩くと、門が出てきます。後から調べると、それはビサグラ新門という名前だそうです。それをくぐると、もうトレドの中です。

少し坂ですが、気にせずどんどん進みましょう。小さな路地がいっぱいあるので、迷いながら、見物しながら行くのも一興。vengavaleは、何度も来ているトレドなのに、こうして歩いて路地を進むのは初めて。朝食を食べていなかったので、開いているカフェテリアで朝食をとりました。クロワッサンに珈琲で、なんと1.9ユーロ。安すぎます!

そして、どんどん進んで行き、面白い古そうな建物がありました。近づいてみると、閉まっていていましたが、なんとも古そう。調べてみると、サン・ロマン教会という、元イスラム寺院を13世紀に改装した教会だそうです。ガイドブックでみたことがありましたが、こんなところにあったとは、いつも人任せのvengavale、目から鱗でした。