アルカニュイス

バレンシア市から北西へ200ｋｍ程内陸へ入ったテルエルに、アルカニュイス（Alcaniz)という街があります。ここには、12世紀にアラゴン王アルフォンソ一世により建てられたお城を改造したパラドールがあり、古都といった感じです。

パラドールは、元お城や元修道院を改築したものが多いので、昔の貴族や修道士（女）の生活の雰囲気が体験できます。といっても、ここはお城がぼろぼろになっていたので、その場所を建て直したという感じですから、内部はとても新しいです。　でも、こういうパラドールに入る門は、昔のままの場所にあり、その昔はここには厳重な扉があったそうです。

それでも、例えばカフェテリアなどは、昔の宴会場の雰囲気が出ていて、ゆったりと出来ます。vengavaleはパラドールのメンバーなので、ここでウェルカム・ドリンクを楽しみました。

　16世紀ルネッサンス・ムデハル・ゴシックの各様式が混合した現村役場。この日はまだクリスマスの飾りつけがあり、ライトアップした姿が素敵です。

　そして、その隣にある教会。ファサードの飾りがとてもキレイです。

見るべき場所というと、このパラドール、村役場、交易所、教会などスペイン広場のあたりですが、パラドールに一泊して少し散歩がてら街を散策するのに、うってつけな街でした。