アルカニュイスの郷土料理

vengavale2008-01-27


さて、おまちかね食べもの編です。

周囲にあまりお店がないので、vengvaleはパラドールのレストランで食事をとりました。以前にも書きましたが、vengavaleはお肉があまり食べられないので、今回はベジタリアンコース。連れは、普通のコースをとりました。

 まず、スープ。スペイン語でスープはソパ(zopa)といいますが、この手のポタージュは、クレマ(crema)といいます。これは、かぼちゃのポタージュ。温まります。

 そして、普通のコースのメインが、これ。ビール(子牛)のステーキ。この地方は、子羊やチキンなども名物だそうです。でも、この子牛も美味しかったそうです。

 さてさて、vengavaleは、前菜にサラダを食べた後、野菜の煮込みを頼みました。これが美味。野菜一つ一つの茹で具合、オリーブオイル(ちょっとかかりすぎ)、塩加減・・・結構あっさりで、イケます。vengavaleは、胃袋が小さいので、全部は食べられませんでした。でも、女性でお肉が苦手な人は、ベジタリアンコース、便利ですよ。ちなみに、ダイエットコース(糖尿病や減量中の人のため)のコースもあり、油、糖分ひかえめのコースもあります。

そして、ついに!いつもおなかがいっぱいでたどり着けなかった、デザートの時間がやってまいりました! vengavaleの別腹におさまったのが、これ。アラゴンのケーキ。チーズケーキをベースに、くるみとはちみつがかかっています。うーむ、美味。でも、かなり大きいので、小食の人には、コースのあとはきついかも。

とにかく、おなかいっぱい!!もうダメ!!というくらいになったのですが、お勘定をしてもらおうとしたときに、カマレラ(ウェイターさん)が「これ、サービスです」ともってきてくれたのが、これ。 タルタ・デ・レジェス(王様のケーキ)でした。実はこの日は1月6日。三賢人の日の祝日で、日本の年末には年越し蕎麦、節分には豆と同じように、この日は王様のケーキを必ず食べるのです。

笑顔でお礼を言ったvengavale. しかし、おなかははち切れそう。秘密で部屋に持って帰ってしまいました。でも、次の日の朝食にしっかり食べましたよ!パンのような生地にドライフルーツが入ったものなので、菓子パン感覚で食べました。美味しい美味しいアルカニュイスでした。