ネギを求めて

vengavale2008-01-30


バルセロナといえば、サグラダ・ファミリア。でも、それだけではありません。

冬にしか食べられない、カルソッツ(carcotz)というネギを求めて、vengavaleたちはまたまたバルセロナを訪れました。

地元の友人と待ち合わせて、カタルーニャ鉄道「レス・プラネス」駅から5分ほどあるいたレストランに12時40分くらいに到着。スペインは一般的にお昼の時間は2時くらいからですが、カタルーニャは少し早く、しかもこの日は週末だったので、ブランチの人もいるようで、もうレストランには人が入っていました。

さて、さっそくカルソッツを頼みます。カルソッツというのは、冬限定のネギで、屋外でバーベキューのように真っ黒に焼き、それを特製のソースにつけて食べるものです。

 でも、まずはパン・コン・トマテ(パンとトマト)。街中でパンコントマテを頼むと、すでにトマトがかかっているトーストが出されますが、ここは自分で作るパン・コン・トマテです。写真のトマトとにんにくをナイフで切り、まずにんにくをパンに刷り込み、そのあと二つに切ったトマトを塗りこみます。パンはこんなふうに長いので、 けっこうおなかいっぱいになります。

そして、やってきたカルソッツ! 真っ黒です。一人分頼むと12本出されますが、中身を食べるので、食べる量はそんなにありません。ただ、食べているうち飽きてくるので、二人で一皿でも十分だったと思います。

さて、食べ方です。カルソッツとともに、焼肉屋さんでするような、紙のエプロン、そして、ビニールの手袋、ウェットティッシュ、ナプキンが出されます。炭で服が汚れないためです。

   まず、皮をむきます。緑の部分をもって、白い部分を特製のソースへつけ、下から口に運びたべます。

ソースには、トマト、玉ねぎ、オリーブオイル、塩、こしょう、などなどが入っているそうです。

とにかく、これが前菜というのですから、たまりません。小食のvengavaleなら、メインに食べてもいいくらいです。でも、さすがにタレが1種類なので、飽きました。レストランによっては、胡桃やアーモンドの付け合せを混ぜたりするそうです。バルセロナの友人のスペイン人は、オリーブオイルとバルサミコソースだけで食べるそうです。

いろいろな食べ方があるようですが、ほんのり甘いカルソッツネギ。しばらく食べないでもいいくらい、食べました。