ドミンゴ・デ・ラモス

vengavale2008-03-17


3月16日は、聖週間(3月20日ー22日マドリッド州)の前の日曜日で、ドミンゴ・デ・ラモス(Domingo de Ramos)と呼ばれます。キリストが処刑され、復活するイースターまで、このあたり、キリスト教行事が目白押しです。

そんなこととはつゆ知らず、北のほうのバスク地方のオンダリビアという小さな村へ行って来ました。以前も訪れたことがあり、もう一度行きたいと思っていたのが、ついに4年ぶりに実現したのでした。

前日の土曜日に到着し、閉まっている教会のところをウロウロしていたら、ちょうど教会の前にいた、半ばパジャマのようなおばちゃんが、「教会は6時に開くわよ」と教えてくれました。バスクの人たちって、本当に親切で何にも聞かないのに、あちらから話しかけてくれます。「明日は子供達が教会の下の方から、衣装を着て行進して、手に葉っぱを持って歩いてくるの。カワイイわよ」とまたまた情報をくれました。「明日は教会は10時から開くけど、お祭りは10時半からよ」とすかさず、インフォ。なんて親切な人なんだ〜。その時は、そんな宗教行事とは知らず、じゃあ、明日来て見ようと思っただけだったのに、こんな貴重な日に出くわすとは、本当にラッキーです。

さて、日曜、10時半。子供たちがキリスト生誕から復活までのそれぞれの役のコスプレをし、手にはローレルとシュロの葉をもって、教会まで行進したあと、教会のなかで寸劇をします。

神父さまも、行進に参加。


やっぱり、子供達がこういう衣装を着るとカワユイ〜! わけわからなく着させられているんだろうけど、こうやってキリスト教は日常になっていくんだなあ。。。。

とにかく、楽しい思い出しかない、オンダリビアでした。