機内での出来事ースイス航空

vengavale、チューリッヒまでスイス航空で飛びました。友人が昔フライトアテンダントをしていたにもかかわらず、スイス航空を使ったのは、今回が初めて。今までなぜか縁がなかったのですが、今回初スイスでした。

ほぼ満席で、イスの前の映画画面も、スピーカーも問題なく、心地よいフライトを楽しんでいたころ、はじめての食事の時間となりました。

スイス航空の機内食ってどういうのだろう?

普段vengavaleは特別食を頼んでおくのですが、今回はどうやら特別食の要望は受け入れられなかったらしく(まあ、多々ある。別にアレルギーというわけでなく、ただ単にお肉が嫌いだから、いつもベジかシーフードディッシュにしてもらっている)、レギュラーの機内食が運ばれてきた。

まあまあだね。

そう思って食べていると、突然上から何かが降ってきた!

よく見ると、腕に何やら液体が・・・vengavaleは、通路側に座っていたのだが、腕に何滴かの液体が付いているではありませんか。

びっくりして、前を見ると、2列先ななめ前のおじさんが、驚いたように自分の腕を拭いている。でもよく見ると、液体は、おじさんの座席から床に点々と跡が付き、私の前の座席の人の肩にも液体がかかっている。。。

「お前かい!!」

叫びたいのをこらえて、スイス人のフライトアテンダントに、まずは相談してみた。どうやら、液体の正体は、ドレッシングらしい。

「あのーあの男の人が、ドレッシングをぶちまけてしまったみたいで。。。腕についちゃったんですけど。ほら、床にも、前の男の人の肩にも。どうすればいいでしょうねえ」

本人に直接言って、トラブルになるのも嫌なので、相談してみたのだが、彼女は話をしてくるといってその場を去り、なんとスイス航空がクリーニング代を出すと言ってくれたのだった。

というのも、ドレッシングには油が入っており、どんどん染みて、跡が残ってしまったのだ。しみ抜きのペーパーで拭いてくれたが、変化なし。チューリッヒにつく前に、書類をくれて、日本に送っておくから、あとからクリーニング代をこれで請求してね、とかなり親切に言ってくれた。

とてもいい印象をもったが、でも最後まで信頼しないのが、西欧流。清算が終わるまでは安心できないなあと思っていた。

スイス以外にも行く旅行だったので、クリーニングは日本で出す旨を告げた。だから、旅行が終わった頃に、郵送されているかなあ、怪しいなあ・・と思っていたら、案の定、書類は郵送されていなかった。電話もするから、と言われたが、電話もなかった。

さて、ここでクレイマーの腕の見せ所だ。スイス航空東京支社に電話し、事情を話した。すると、電話に対応してくれた人がとても親切な人で、「たぶん書類の郵送に時間がかかっているから、どうぞ私の責任でクリーニングにすぐ出して下さい」と言ってくれたのだ。

もちろん、前日の夜帰国したので、その日に出そうと思っていたが、あいまいにせず、すぐクリーニングに出してくれと言ってくれる対応のよさに、またまたいい印象を持った。(書類は来なかったけど)

でもこれで安心してはいけないのだ。最後の支払いが済むまでは。さて、スイス航空、これで機内のトラブルを、ちゃんと処理してくれるのかな。クリーニングが返ってきたら、また連絡をすることになっています。