神津善之介 絵画展 汀ーMIGIWA

スペインのマジョルカ島で絵画の勉強をし、現在はマドリッドを拠点に活躍する若き画家、神津善之介さんの絵画展が、銀座松屋で開かれました。本当に短時間だったので、もう終ってしまったのですが、vengavale、最終日に駆け込みました。

実はvengavaleは、彼の奥様とお友達になり、その縁で善さんともお話したことがあります。本人は、とっても気さくな人。誰とでも仲良くなってしまうような魅力のある人です。奥様もとっても優しく、気の利く女性で、なんともお似合いな芸術家カップルです。

さて、彼の絵画、風景画と静物画が多いのですが、構図がとくに好きです。焦点が空に向いている、というか、遠景の風景を描くにしても、空が80%を占めているので、奥行があるというか、すがすがしい気分になるのです。ゆっくりとした時間と風を感じる絵ですね。クラシカルな安定感と、ポップな奇抜さがあるというか、人を楽しませ、落ち着かせてくれるような力がある絵です。

HPでも今回の絵画展のメイン絵がアップロードされているので、ぜひクリックを!

http://www.yoshinosuke.net/index.html

彼は中村メイコさんの息子さんなので、vengavaleが見に行った時も、メイコさんが会場に来られていました。大河ドラマ篤姫」では、ふてぶてしい、小太り役でしたが、本人は本当に小柄で、小顔の素敵な人です。

彼の絵画を買うには、vengavaleの稼ぎはいま一つ足りませんが、いつか家に飾ってみたいなあと思う絵がたくさんありました。

絵画を読む イコノロジー入門 (NHKブックス)

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絵を勉強するには、うってつけの本。亡き著者の深い洞察力に魅了されます。