祇園祭

vengavale2010-07-14


祇園祭、今日から宵山始まりました。市内は小雨の降る中、各路地に山鉾が待機し、今週末の本番までお化粧をととのえています。

7月10日は、八坂神社で、お迎え提灯と神輿洗の儀式が行われました。午後6時ごろから、男たちが二台の神輿を中央の舞台に運び、そこで神輿を飾りつけます。

結構重いらしく、掛け声で「せーの!」でやらないと落ちてしまうみたい。ふんどし姿のおじさんもいました。

飾り付けが終わると、大きな松明に本殿の宮司さんが火をつけます。
その火のついた松明、やはり巨大で、5人くらいが抱えて、裏門から四条大橋まで行って、帰ってきます。道を清める意味があるそうです。帰ってくるときは、表の門から入るので、来るまでに八坂の階段には水がまかれます。火事にならないようにですが、階段の下段で火は消されるので、ここもお清めの意味も入っているのでしょう。

松明が境内に入れられ、神楽舞台の前で神事をすませ、今度は神輿を裏門から四条大橋へ運びます。ここで、見物人は四条大橋に移動。午後8時ごろです。

いつもはバスも通る四条大橋には、真ん中にこんなものが。
この中央で、神輿を一端おろし、鴨川の水を周囲にばらまいたりして、清めます。子供らも水を浴びさせられていたので、子供も何か神と人間の媒体の一種に使われているのかもしれません。

四条大橋は見物人でごった返し、朝の山手線状態でした。行事が終わっても、人が動かず、中央にいたvengavaleは20分くらい立ち往生。結局橋の道路側にいた人たちが、手すりを乗り越えて車道に出たおかげで、徐々にすいてきて、流れができましたが、結局八坂方面にいったん戻り、河原町へと向かうという、遠回りしました。いったい河原町方面の橋の端にいた人たちは、何していたんだろう。ずっと立っていたのかな。渋滞の先頭ってどうなってるんだろう、というのと同じ疑問を持ちました。

祇園祭は1カ月続きますが、10日の行事でいよいよ始まったなと実感がわきました。そして、今日から宵山へ。祇園ばやしも聞こえ、夜には出店もでて、車両通行止めになるので、スムーズに歩けるし、いよいよお祭り気分盛り上がってきました。

最後におまけ。松明をとろうとしてシャッターを切ったら、「イヌイのどたま」(進め!パイレーツ風)