祇園祭2−山鉾巡行

vengavale2010-07-22


7月17日は祇園祭のクライマックス、山鉾巡行でした。32のさまざまな山鉾が市内を練り歩く様子は、本当に圧倒されます。大きな山鉾もあれば、傘だけで練り歩くもの、カワイイ魚やカマキリがついた鉾もあり、見ているだけでウキウキです。

炎天下のもと、四条通に場所をとり、まず烏丸通へと合流する山鉾を見物。

山鉾はかなり高いので、信号もこの日ばかりはたたまれてしまいます。  朝9時ごろから始まる巡行ですが、山鉾はのろのろ。すぐには進まないので、ホントに時間がゆっくりと流れます。

烏丸通で見る人が多いですが、四条通のほうが歩道が広いので、割とゆっくりと見られます。四条通を通らない鉾は見られませんが、ゆったりとみるのがおすすめ。 こんな大きい車輪なので、方向転換するにもかなりの時間がかかります。最大の鉾『月鉾』は12トンもあるそうで、そうすると車輪もぎしぎしいってしまいます。方向転換には、竹を薄くさいたものと水を使います。

でも、一番の穴場は、鉾が戻ってくる新町通です。ここは道が狭いので、鉾を間近で見ることができます。 ここで、となりに来たおじさんと偶然言葉をかわしたのですが、このおじさん、もう40年間も山鉾を動かしているというベテランなのです。今年は事情があって、参加せず、見学にしたということで、少し話をすると八坂神社の鉢巻きをくれたり、山鉾のことたくさん教えてくれたり、とても親切にしてもらいました。

こんな船の鉾もあります。
(つづく)