六道珍皇寺 六道まいり

vengavale2010-08-25


少し古い話題になってしまいましたが、京都の清水寺の反対側に、六道珍皇寺があります。ここは黄泉の国と現世をしばしば行き来していたという、小野篁ゆかりの寺です。小野篁は、小野小町の祖父でもあります。

入口には六道の辻があります。
六道とは仏教で輪廻転生する際、迷いある人が分かれる6つの道だそうで、天道、人間道、修羅道畜生道、餓鬼道、地獄道とあり、上にいくほどよくなります。

この日は六道まいり(7月7−10日)で、初盆をする人たちが、竹の薄い紙に戒名を書き、供養する場所で葉のついた枝で水をかけ、お供えします。そして、鐘を鳴らします。

vengavaleはやり方を知らなかったので、初盆を迎える祖母の供養はできず・・でも、六道まいりだけに販売されるという、ご朱印はいただいてきました。今年は月光菩薩だそうです。

境内には、小野篁の像、閻魔大王の像もあり、なかなか見応えがあります。篁が地獄の入口としていた井戸は、混んでいたので見ませんでしたが、また今度ゆっくりと見に行こうと思います。