松本城

vengavale2010-08-27


信州・越後をめぐってきました。まずは松本城

国宝になっていて、天守閣は建築当時のものが残っているそうです。明治時代はそれでも武士や封建主義に対し、否定的な時代であったために、かなりの文化財が流失、破壊、紛失してしまったそう。ここは古くは武田信玄がいたお城でもあります。(その頃は深志城と呼ばれたらしい)。城主がかなり代わったお城でもあったのですね。

まず入口で入場料を払うと、広いお庭があります。そこには、加藤清正が江戸訪問の帰りに立ち寄って、馬をもらいうけた際につないだ桜の木があります。松本城主石川玄蕃に二頭のうちどちらかをあげるよといわれて、どちらも選べないから両方もらう、と答えたそうです。清正、うまいなあ。

松本城は6階だてになっていて、上に登るにつれ、いろいろな展示物が迎えてくれます。ほとんどの人はあまり熱心に見ないで、ひたすら天守閣をめざすのですが、けっこう面白いものが展示されています。たとえば、秀吉にもらった瓦とか 鉄砲の指南の絵と解説とか

上にいくにつれ、階段が急になるので、やっぱりズボンがいいですね。高いのだと20cmくらいの段差があり、なかなか疲れます。夏休みからなのか、人出が多く、最上階は湿気がすごかったです。(風は通るのですがね) 上を見上げると、二十六夜社なるものが飾られています。 松本城の守護神だそうです。

天守閣は城主の座というところがあり、昔の城主の殿様が座っていたであろうところに座布団がありました。世が世なら、庶民はおろか、武士でさえ気軽に登れなかった天守閣。らくがきがいっさいなかったところが救いでした。

そのほか、徳川家光のために作った月見櫓とか、黒門とか もなかなかよかったです。

最後におまけ 絵がなかなかカワイイ看板でしょ?