ヨーロッパ便に乗るとき


vengavaleが半年振りにマドリッドに戻ってきました。だいたい東京と同じく、マドリッドも朝夕は肌寒いものの、日中は春のような陽気です。桜の花に似たアーモンドの花が咲き始め、街が彩づいてきて、とてもきれいです。


さて、今日はヨーロッパ便のお話。日本からスペインには直行便はないので(以前はあったけど、廃止となったのです)、スペインに行くにはヨーロッパのどこかを経由しなければいけません。vengavaleは、これまでフランクフルト(ルフトハンザ航空)、ロンドン(日本航空)、アムステルダム日本航空)、ウィーン(オーストリア航空)、コペンハーゲンスカンジナビア航空)と、あらゆる航空会社でスペイン入りしましたが、一番好きなのは、コペンハーゲン経由です。


コペンハーゲン空港は、いろいろなかわいいお店があり、トランジット中飽きません。しかも、スカンジナビア日本便から、マドリッドへの乗り換えは約1時間の待ち時間なので、他の便に比べて、待つのが少しで済みます。長い待ち時間を利用して、外を観光、という手もありますが、だいたい疲れているので、そんな気力もなく、せいぜいカフェでお茶して時間をつぶす人には、短い待ち時間は魅力です。


コペンの話はまた次回として、今回は経由地からのヨーロッパ便のお話。一応国から国への国際便なのだけど、EU内はもう国内と同じ。チェックインも1時間前でOKなのです。しかも、スペイン系の航空会社(イベリア航空、スパンエア)は、お茶もなにも出しません。すべて有料なのです。


フライト時間が1〜5時間程度なら、機内サービスはないと思ったほうがいいです。(イベリアとスパンエアは特に)。vangavaleは、スパンエアに乗る機会が多いのですが、珈琲なんて、2ユーロもします。水も1ユーロ。映画のヘッドホンも2ユーロ。しかも、個別でなく天井にぶら下がっている小さなTVモニターで上映するので、ぜんぜん鑑賞する価値ありません。


一度アルゼンチン系のランチリ航空を使ったことがありますが、まだそちらは国際便っぽかったです。スペイン系の航空会社は、経営難なのかも、と思います。(確証ありませんが)。なので、経由地からの便に乗る前には、好きな軽食と飲み物を買っておくことをお勧めします。