バケツでムール貝


「バケツでごはん」という漫画があったが、ブリュッセルは、「バケツでムール貝」なのだ。


何がすごいって、バケツのような大きな容器に、ワインとセロリで酒蒸しして、スープの美味しい、いっぱいのムール貝が、ビールとフライドポテトつきで、15ユーロ前後で食べられるのだ。


こちらは、フライドポテトがよく食べられている。「チップス」と呼ばれるので、英国式だ。こちらのチップスは、二度揚げするので、美味しいらしい。(KFCのフライドポテトのほうが、vengavale的にはおいしかったが)。普通塩だけで食べるが、アメリカ人らしき団体は、思いっきりケチャップをつけて食べていた。


もとい、ムール貝である。ここでの流儀は、まず一つのムール貝をフォークで食べたら、二回目からはその殻を使って、身を取る。小さめのを1回目に選んでおくと、2回目からはこまめにはさめて便利。フォークでほじって食べるのは、邪道なのだ。


そして、ベルギービールをいっぱい飲む。こちらの成人男性は、1.5リットルムール貝に、中ジョッキビールをがばがば飲んでいた。ムール貝とチップスで、お腹がいっぱいになる。ちょっと飽きるかもしれないが、スープがおいしいので、おもわずおじやを作りたくなるほどなのだ。


どこもかしこもムール貝。最近はスペインのパエリアも人気らしい。これもムール貝を使っている。これだけ毎日人々がムール貝を消費しても、ムール貝は一向になくならない。日本のたにしの感覚か。。。


明日は、それ以外の料理もご紹介します。