カディス3−カセドラル、憲法公布、気になる木

ムリーリョ



カディスの観光名所というと、カセドラル。ガイドブックに必ず載っている場所だ。外観はすばらしいが、中はちょっと汚かった。vengavaleたちはここはパス。


次に、サン・フェリペ・ネリ教会へ向かう。ここはスペイン初の憲法が公布されたという場所。外観からは教会とはわからない。入り口には、カフェのテラス席が1つだけあって、はじめはカフェテリアか?と思ったくらいだ。入場料は2.5ユーロと、この手の教会としては非常に高め。でもまあ、入ってみた。中に入ると、壁ははがれ、最初の間が食卓テーブルがある、なんとも庶民的教会。左手に礼拝堂がある。ここに、ガイドブックに載っている、ムリーリョの「無原罪の御宿り」がある。しかし、本物ではないと思う(たぶん)。というのは、どうみてもプリントされた垂れ幕なのだ。(もしかしたら、貸し出ししていたのかもしれない。もしかしたら、あれが本物なのかもしれない。真偽の程は、皆様の眼識におまかせします。写真参照)


でも、面白かったのは、そのほかの彫刻。東方の三賢者や、聖バーソロミュー像など、これは見る価値があった。地下に降りると、お墓がある。といっても、記念碑のようなものが2つあり、内戦で亡くなった人の慰霊碑のようだった。


入り口のおばさんに、となりがムセオ、つまり美術館だからね。と言われたので、一応見に行ったが、ここも入場料高め。横からのぞいたが、あまり面白くなさそうだったので、パス。


代わりに、考古学博物館を見た。廃墟、城壁関係大好きなvengavaleなので、古いものはワクワクする。ローマ関係の遺跡が多かったが、けっこう広くて、いい感じ。ここは当たりだ。


カディスの街は、うろうろ歩くのに適している。疲れたら、ちょっと休めばいい。樹齢何百年?という大きな木もあって、かなり気になる木だった。先の日記の聖カタリーナ城近くの道路沿いにあるので、気になる木が気になる方は、そちらもどうぞ。