コンスエグラ2−コンスエグラ城

チャペル



風車の脇にある、1677年建設されたコンスグエラ城(Castillo de Consuegra)。2ユーロで、中が見学できます。入り口を入ると、馬をとめておく部屋があり、その奥は長い空洞の部屋、礼拝堂、チャペルなどを経て、屋上に出られます。中は改装されて、昔のたたずまいは見られませんが、サフラン祭りのポスター展示や、今回は化学や科学の展示もしていました。


不思議な体験をしたのは、地下の礼拝堂。入った瞬間、ちょっと嫌な感じがしました。礼拝堂といっても、赤いテーブルクロスに、ろうそくたてが立っているだけの、簡易礼拝堂。持ち主や給仕たちが礼拝をしていたところでしょうか。


観光客がいなくなった隙に、vengavaleがカメラで礼拝堂を撮ったのです。撮った瞬間、わかりました。「何か」がいることを。案の定、写真には、オーブと呼ばれる、白い球体が写っていました。vengavaleがそのとき気づいたのは、一人でしたが、写真を良く見ると、何体か見ることができます。


一緒に行った2人は、初め信じようとせず、壁の染みだ、フラッシュのせいだ、と言っていて、もう一度写してご覧、というので、今度は同じ角度から撮ってみたら、球体は左から右へ移動していました。


vengavaleが思うに、この大きな白い球体は、この城の主。しかも、男性。これは勝手な思い込みなので、もちろん根拠はありません。でも、古い城や屋敷には、そこに住んでいた人たちが、亡くなってもなお、そこを気に入って住み続けると聞いたことがあります。


いたずら半分で訪れることは危険ですが、そんな雰囲気が味わえるお城でした。