英国 笑いの週 Laugh Week


きぐるみを着た人たちが、集団で歩いているのをこのごろ良く見かける。なんでだろう?


と思ったら、英国では、今週は「笑いの週」(Laugh Week)ということなのだ。
何をするかというと、とにかく笑わせること。日本で言えば、どっきりTV(?)
みたいなもん?


大学のキャンパスでは、こんなことがあったらしい。突然授業中にドアをどんどんと
叩く音。(以下、英語を日本語に翻訳)
先生:「誰?」
といって、先生がドアを開けると、ビールを6パイント(英国の単位。ビンジョッキ中くらいかな?)をもった学生が立っていた。
男:「あれ、ここ○○先生のクラスでは?」
先生:「ああ、彼は今日用事で講義できないから、私が代理なの」
男:「これ、もってきちゃったんだけど」
先生:「ラフウィークだったわね。」
学生:「先生!飲んでいいですか〜!」
先生:「よっぱらってもいいなら、どうぞ」


わーーーーーーーーーーー


ということで、授業は中断、みんなでビールを飲んだんだとか。ちなみにその先生は私の知り合いで、若い女性の先生でした。彼女いわく「ワインだったら、私も飲んだんだけどね・・・・」


きぐるみを着た学生も、突然教室に入って、びっくりさせるらしい。それで、笑いをとれれば、大成功。


こんなことが許される、「笑いの週」。おもしろいカードを送る習慣もあるらしい。日本でいう、「エイプリルフール」の過激なバージョンなのかもしれない。


[vengavale 今日のいちおし] (映画)「笑いの大学」
笑の大学 スペシャル・エディション [DVD]

三谷幸喜さんの、演劇を、映画にした作品。笑いが検閲されていた頃、作家と検閲官が、お芝居の脚本をめぐって死闘をくりひろげる。三谷作品おとくいの、誤解とうその上塗りネタ。